6/09/2018

引っ越しました

ブログ引っ越しました。
細々と続けさせていただきます。
またどこかでお会いしましょう!

6/07/2018

なんで?

きのう投稿した記事が消えてる。
なんの操作もしてないのに、いま見たら消えてる。

iPhoneのアプリも使えなくなって、不便ながらも使い続けてきたが、このブログもそろそろ終わりにしよ

5/29/2018

5/24/2018

規律

日本大学アメリカンフットボール部の選手が関西学院大学アメリカンフットボール部との定期戦で犯した悪質で極めて危険な反則プレーがますます大きな社会問題と化し、朝昼晩のニュースやワイドショー番組でトップニュースとして扱われている。

悪いことは悪いし、それから日大の監督・コーチ、そして日大職員の対応も信じられないぐらい悪いが、私が気になるのは、体育会の上下関係だとか、昭和の指導だとか、監督に絶対服従なことだとかが、悪いものとして一方的に排除されつつあるのが悲しいし疑問である。

決してそれらが良いと言うつもりもないが、フットボールにおいて規律(discipline = 鍛練による規律正しさ)は最も重要な要素であり、この規律を身につけるのに、絶対的な存在である指導者は「悪」ではないと思っている。

ただし!
会話によって絶対的な存在になるべきであって、殴ったり蹴ったり暴言を吐いたり干したりして絶対的になっても意味が無い。

圧倒的な経験と知識と忍耐力を持ち、何時間かけてでも選手を心から納得させて厳しい練習に立ち向かわせることによりdiscipline=規律あるチームづくりが可能になる。その中では、ある程度の上下関係は必要だし(社会にだって上下関係は明確に存在する)、大学スポーツは聖域ではないのだから、社会の縮図として、理不尽なことも必要悪として残しておくべきだと私は思う。

もちろん、今回の極めて悪質な反則プレーに関する一連の問題を肯定するつもりは1ミリも無い。

そうではなく、上下関係や昭和の指導、絶対服従はダメですよ、とか言って、なぁなぁな態度でフットボールに取り組むのなら、そっちの方がもっとダメ! 許せない! ということ。

必死に練習し、試合中の全てのプレーを必死に、死ぬ気でやるのは当たり前のこと。スポーツというのは元来そういうものだ。戦争の代わりに死なないようにルールを決めて「代理戦争」をしているわけだから、怪我しないように、安全安心で気持ちよく楽しくやりましょう、などというのだけでは物足りない。規律正しく、チームの勝利に向けて自分を犠牲にし、相手に尊敬の念を抱いて自らの限界までチャレンジする、それがスポーツのあるべき姿だと思う。

少なくとも、私は私の後輩たち、それからかつての教え子たちにそこのところは間違って欲しくない。大学にまできて、何のためにアメリカンフットボールをやっているのか、やったのか、そこから学ぶもの学んだものは何に活かせるのか、活かせるようになるにはどうしたらいいのか。おもしろおかしく長引かせようとしているマスコミに振り回されることなく、現役選手たちには、リーグ内の誰よりも強くなるにはどうしたら良いのか、ということに真剣に取り組んで欲しいと心から願っている。

怒りを超えて悲しい

一連の日大アメフト部による悪質な反則に係る問題がどんどん大きくなってしまっている。
危険なタックルで負傷した側の関西学院大学アメリカンフットボール部による記者会見に始まり、悪質な反則をした日本大学の選手本人が記者会見し、その影響で日本大学アメリカンフットボール部の監督・コーチが記者会見した。(日大監督は二度目か)

日大側の話はいずれも「言った言わない」の話になるのですっきりしないのはある意味当然。監督経験者である私にとっては、「クォーターバックを潰しにいけ」ぐらい何度も言ったことがあるので、その部分だけ切り取れば納得はできるが、その前後の話を聞くと、誰が嘘をついたとかではないが、日大の監督コーチの発言には「厚み」が無く、取り繕っているようにしか聞こえない。

まるで他人事。

子供を預かり、フットボールを通じて立派な社会人へと育てる大学教育の一端を担い、その責任を負っている人間の発言とは全く思えない。

とても残念。
もはや、怒りを超えて悲しくて仕方がない。

私が人生のほとんどを費やしてきたアメリカンフットボールというものの頂点を極めた人たちはこんな人たちだったのか、そう思うと、もはや何の誇りも消え失せてしまう。


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5/18/2018

大学スポーツは教育の一貫である

日本大学アメリカンフットボール部の選手による悪質な反則行為が「社会問題化」し、各種メディアによる報道がエスカレートしている。昨夜、NHKの夜7時のニュース番組では、トップニュースとして関西学院大学アメリカンフットボール部の記者会見の様子が報じられていた。また、お昼時のワイドショー番組では、関学の記者会見が生放送されていた。

日本では残念ながら未だマイナースポーツであるアメリカンフットボールが、こんな形で大きく取り上げられ、有名になってしまったことが悔しくてならないし、あらためて今回の悪質極まりない反則行為に憤りを覚える。

それにしても、今回の日大の対応は、「なんで?」と思うほどマズい。
反則行為そのものがダメなことだし、それを指導者が選手に科したとすればさらに大きな問題だが、その後の対応として、自らの非を頑なに認めようとせず、一向に責任者が矢面に立って頭を下げようとしないところは、ほかに何か隠さなければならない「なにか」があるのか、と思わせるほど不思議だ。

関学の記者会見を受けて、ようやく日大の部長と監督が負傷した関学の選手と保護者に謝罪に行くことになったとの報道もあるが、今さら??と思わざるを得ない。

30年以上憧れ続けたチームの大失態には、本当に落胆させられる。

テレビのワイドショー番組でこの件が大きく取り上げられ、おもしろおかしくではないが、お笑いタレントや弁護士らがさも分かったように、体育会の上下関係がどうのスパルタ式の指導がどうのとあやふやにコメントし、アメリカンフットボールのネガティブキャンペーンかと思われるほど当該動画が繰り返し放送されるのは本当に悲しい。

そんな中、たまたま見た昼のワイドショー番組にゲスト出演していた近藤祐司氏のコメントは、最も的を得ていたように思える。

すなわちこの件は、大学の課外活動団体であるアメリカンフットボール部同士の試合中に行われたことであり、大学教育の一環として行われたことであるから、大学が動かなければならない、といった趣旨の発言をされていたのである。

私もそのとおりだと思う。
近藤祐司氏は、立命館大学アメリカンフットボール部の出身で、大学日本一も経験。現在はスポーツキャスターとして活躍されている方だが、ワイドショーの番組司会者や他のコメンテーターが反則行為をした選手やサイドラインにいる選手たち、また反則行為を指示したのではないかと思われる監督や指導者を非難するようなコメントに終始する中、大学が行っている教育の一貫であり、もっと大学が表に出るべきだといった発言をしてくれて本当に有り難いと思った。

反則は悪質だし、それを指導者が指示したとすれば、これをほど卑劣なことはないが、その部分だけが切り取られて責任を指導者や当該選手に求め、吊るし上げようとするのは間違っていると思う。当然、表に出て速やかに謝罪すべきだと思うが、それは日大の対応が極めて遅く、誤っているからそう思うのであって、悪質な反則の1プレー目で当該選手をサイドラインに引っ込め、試合直後に謝罪していれば、そもそもこんな社会問題化することはなかったはず。しかし、それを怠ったからといって、その後の対応もアメリカンフットボール部にだけ負わせよう、あるいは当該選手に責任を負わせようという日大の大学としての対応は、まずい、という言葉だけでは足りないと言える。

日大も大学として正式にコメントを発表しているが、教育機関が公平公正な立場で発したものとは到底思えない内容になっていて、どうにも納得できるものではない。大学スポーツは教育の一貫である、ということを、大学も指導者も選手も決して忘れてはならないし、観る側も、そのことをほんの少しでいいから覚えていただいて、楽しんでもらえたらうれしい。

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5/16/2018

不眠症の疑い?!

もともと寝付きが悪い方だったが、最近は特に悪く、しかも、夜中に目が覚めるようになってきた。

何年か前から、夜に小便に起きるようになったのは「年のせい」だろうが、最近は自然に目が覚めて、その後眠れない。
23時過ぎに眠れたとして、夜中の3時とか2時に目が覚めてしまって、その後眠れない。

正確には、朝の5時とか6時にまた眠ってしまうのだけど、その間、3〜4時間寝付けないでいる。

そんなことがここ半年か、もしかしたら1年ぐらい断続的に続いている。

今日も、なかなか寝付けなかったが、早めに横になったので、たぶん0時前には入眠したはず。それで、夜中の2時頃に目が覚めて、今、朝の4時55分。今日はもう眠るのを諦めてこれを書いている。

冗談で、「睡眠障害だなぁ」などとボヤくことがあったので先ほど調べてみたところ、「不眠症」の症状に「入眠障害」と「睡眠維持障害」というのがあって、まさに似た症状だと判明した。

それで、「あなたの不眠はどのタイプ?|不眠・眠りの情報サイト スイミンネット」というサイトがあったのでチェックしてみたところ、「不眠症の疑い」と出た。

さらに「危険度セルフチェック」をしてみたところ、「早急に医師に相談することをお勧めします。」とのこと。

近いうちに受診してみるかな。

5/14/2018

フットボールが終わった

敬愛する日本大学アメリカンフットボール部フェニックスが、関西学院大学との定期戦で極めて悪質かつ極めて危険な反則プレーを犯して、当該選手が退場処分となった。ネットニュースでも大きく取り上げられている。

関学最初の攻撃プレーでフォワードパスを投げ終えたクォーターバックの背後から、日大のディフェンスラインがタックルした、というのだ。しかも、投げ終えてから2秒後に。

パスを投げ終えたクォーターバックは無防備な体勢となるため、タックルすることはルールで禁じられていて、触っただけで反則となることがある。

それほど、危険だからだ。

アメリカンフットボールのルールは、危険なプレーを排除するために毎年毎年改正が続けられている。
審判員も指導者も選手も、皆、このことを理解してルールに従い、平等な立場で勝利に向けて鎬を削る。

それこそが、アメリカンフットボールの醍醐味であり、スポーツ全てに通ずる面白さである。

その根幹を揺るがす行為が、今回の伝統ある、国内大学トップ同士による定期戦で行われたことには、ファンとしてこれ以上になく強い憤りを覚える。

当該選手はその後も反則プレーを続け(試合最初の5プレー中3プレーで反則というニュース記事もあった)、退場処分となっている。

なぜ???

なぜ、最初の反則プレーで当該選手を日大はサイドラインにひっこめなかったのか?
そうすべきであった。それぐらい極めて危険なプレーだった。

今は日大も謝罪したと報じられているが、試合直後、日大の指導者はこの反則を容認するかのような発言をしていたようである。

言語道断。

そんなことが許されるようなプレーではなかった。

私もレベルは違えどアメリカンフットボールを大学で指導したことがあり、例えばオプションプレーでボールをピッチし終えた直後のクォーターバックにも激しくタックルするよう指導していた。

しかしこれは、オプションが「だまし合い」のようなプレーであり、相手もタックルされる可能性が高いことを承知でプレーしているからに他ならないし、当然、反則ではない。(ピッチし終えて明らかにボールを持っていないクォーターバックへのタックルを指示していたのではないので誤解のないようにお願いします)

そうした、試合を進める上で戦略的に相手をパニッシュする(懲らしめる)ハードなプレーと、相手を傷めつけるためだけのラフなプレーを正しく区別し、ハードなプレーを身につけるために、選手たちは毎日毎日苦しい練習をしているのだと私は思う。

私が大学3年から4年に上がる春休みに、日本大学と合同練習を行った。
故 篠竹幹夫監督にご指導をいただき、激しさの何たるかに触れた思いであった。
あれから30年余が過ぎたが、あの強烈な印象は今も強く心に刻まれていて、低迷した時期も日大フェニックスがその名のとおり復活することを心から応援し、期待していた。

しかし、今回の出来事は、その思いを全て消し去るほど大きい。
もはや日大は、憧れのチームではない。

私の中で、フットボールが終わった。
それほど強い衝撃。落胆。
残念でならない。